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慢性症状の改善のポイント~腰痛の治療例~

今回は当院で行っている施術の流れをご紹介します。

当院の施術は約1時間、病院や接骨院に比べるとそんなに時間をかけて何をするの?と思われるかもしれません。

 

例えば慢性的な腰痛にお悩みの方

原因の部位によって①筋・筋膜性 ②椎間板性 ③椎間関節性 ④仙腸関節性

またはヘルニアや、足にかけてしびれる坐骨神経痛、お尻の筋肉である梨状筋症候群など

当院でも西洋医学的なチェックは施術の前に必ず行います。病院や接骨院ではそこから治療方針を決定するのが一般的で、ここが痛い、これが原因ですねと治療を受けられることだと思います。

 

しかし東洋医学では「病だけでなく人を診る」といいます。

腰が痛いあなたはどんな生活を送っていられるのでしょう?

一例として

最近仕事が忙しくて肩も凝っている、付き合いでお酒もよく飲む、朝はだいたい下痢気味(水分の摂りすぎ?)、休日は自粛で外に出ないから運動不足だな~などなど

ここまでお聞きした上で施術が出来ると腰痛に対して東洋医学の真価を発揮したより効果的な施術が行えます。

 

当院では主に3つのパートに分けて施術を行っています。

① 畜積した疲労を除き、全身の血行を良くする施術(肩・背中・腰・足)
② 体力回復のために胃腸を整える、睡眠の質を上げる、ストレス対策の施術 (お腹・頭部)
③ 痛みに対する施術(痛むポイント)です。

 

①②を行うことで、③の痛みに対する施術がより効果的になると考えます。

前述の腰痛の例では

仕事が忙しい、肩も凝っている←疲労の蓄積、ストレスが痛みの感受性に影響

お酒もよく飲む、下痢気味、運動不足←お腹が出ていれば、前後に背骨のバランスが崩れ腰への負担に影響、などのように考えられます。

 

①②は何となく体調が悪い、体調管理をして欲しいという患者さんも対象です。痛みの再発を予防したり、治ってからも継続することによって肌質の改善、姿勢の改善なども見込めると思います。(自然治癒力の向上)

 

いきなり痛みのある場所に鍼をして確実に効果があるとは限りません。また痛む場所が複数ある場合、施術して移動する場合があります。全身性の緊張をとることで、痛みをある程度軽減し、症状の部位を施術することが、効果的で負担の少ない治療になると考えます。

 

 

このブログに興味を持っていただければ、ぜひ東洋医学専門・全身調整の鍼灸治療を受けてみてください。

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